佐屋街道の起点
宮の宿から北へ向かい、金山の交差点で飛騨路と佐屋街道に別れます。佐屋街道は桑名までの陸路東海道、海上の天候や、船酔い、時間の都合、女性など、旅人には 結構利用されていました。 1790年建立当時そのままであり、道標の位置は国道19号線、金山新橋の交叉点の 南西角に建っている。左(南)へ折れて"京いせ七里の渡し道",右(北)へ折れて "なごやきそ道"、さやつしま、みのち"(佐屋,津島街道,美濃)、"熱田御本社弐丁道"、と記されている。万場、神守、津島、佐屋を経て木曽川の 渡し場に至るのが佐屋街道である。

金山神社
金山彦命を主神として金山姫彦・石凝姫命・天目一筒命・天津真浦命など、鍛冶鋳造の祖神を奉祀する。熱田神宮修理の鍛冶職の尾崎氏宅跡で尾張鍛治の発祥地とするところである。
今より600年前に尾崎善光が勧請して神社を創建し、徳川末期に至って金物商の信仰が起こった。金山町西金山町及び花町の氏神として多数の氏子崇敬者を有して名古屋市内外金属業界の厚い崇敬を集めている。例祭は「ふいごまつり」の11月8日。

住吉神社
底筒男命、中筒男命、表筒男命の三神を総称して住吉大神と申し上げ、伊弉諾尊 があはぎ原にみそぎ祓いされたとき、海の中よりお生まれになった神様です。古来より水上交通の安全を祈った神様です。
近くに名古屋ボストン美術館があります。堀川沿いにあり信仰を集めたことでしょう。

堀川風景
北向きは尾頭橋方面
趣きある住吉橋
南向きは白鳥橋方面

高蔵結御子神社