八事の交差点から、ジャスコの交差点を南へ、東海銀行沿いに西へいくと「五社宮」、「高照寺」がある。又、閑静な「旧道」を行くと、飯田街道に出合う。左手に折れてからしばらくいくと千手観音を残す「浄久寺」。道の左右の石材店を見ながら八事へ。「仏地院」から桜や藤の花が咲く頃は特に美しい、安産と子どもの守護神として知られる「塩竈神社」・「御幸山公園」まで坂道を往く。
五社宮:日・月・星・神明・天王の五社を祀るため五社宮と称する。
創建不詳。寛保元年(1741)丹羽郡稲木荘寄木村の天道宮を八事山に遷座。神仏混淆して寺院となった天道宮を、八事山へ遷座に際して、旧来の神祇として祀った社が五社宮である。明治維新の神仏分離令により高照寺と分離した。

高照寺:臨済宗、元は、延喜式神名帳に記載のある丹羽郡稲木荘寄木村の稲木神社(稲置天神)で、亨保9年(1724)天道山高照寺と改名した。寛保元年(1741)愛智郡八事邑の現在地に遷座。 本堂は、天道宮ともいわれ、御本尊は天道大日如釆を祀っている。 往時の寺域は広大で、五社宮はもちろん、八事の八勝館あたりまで境内であつたという。

八事から旧飯田街道

御幸山:もともとは名古屋名所絵図にもある眺望できこえた音聞山で、明治天皇の野点が行われてから御幸山となった。
南面の眺望:当時は海(年魚市潟)が眼下までせまっていた。絶景は疑い無し。
東面の眺望:植田から平針丘陵地が一目で見渡せます。
北東方面の眺望:(御幸山中から)猿投山が美しい。

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