平成15年5月29日:娘の友人の伯父さんがそば屋を開店したというので、信州中山道の奈良井宿へ出掛けました。どうやら、そば打ち趣味が嵩じての開店らしい。
長野県奈良井宿 「こころ音」
ご主人は薮原に在住で、そば打ちが嵩じて、この5月に「こころ音」を開店。昔日の街道の面影をタップリと残した中山道・奈良井宿には多くのそば屋もあり差別化が大変だろうと思う。外観は周囲と調和した店構えで、座敷とテーブル席がある。ここでもそばは雰囲気で食べるものであることを実感。そばは二八の引きぐるみながら細身で喉越しはよい。ざるは二枚が基本で量的には満足できる。おかずに山菜のてんぷらと味噌焼きおにぎりを注文、辛子味噌が効いて食が進む。娘は「こころ音膳」を発注、付け合せのぜんまい・わらびの漬物に納得。惜しむらくはカツオのカルパッチョは、この場所ではどうかと思う。客は都会風でなく、あくまでも地物を求めるのが人情だろう。ロケーションは奈良井宿、健闘を祈ります。

「そば」といえば、信州信濃。関東方面や地元発信の熱心なHPも数々見られ、おまかせすれば良い事ですが、止むに止まれずアップロードしました。きしめん・味噌煮込み文化圏から刺客を派遣し(出張時に途中下車)、信越・北陸方面で食べ比べた「そば」だけを紹介させていただきます。推薦のお店、間違い箇所、ご意見等あればメールでご指摘いただければと思います。

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